近年、日本でも注目を集めている「グランピング」。
自分たちでバーベキューセットやテーブルセットなどを持ち込む一般的なキャンプとは異なり手ぶらで出掛けることができ、まるで豪華なコテージにいるかのような快適な空間でキャンプを行うのが特徴です。
重い荷物を持っていく必要がなく、女子同士でも気軽に楽しむことができるということからも女性を中心にグランピングが注目されています。
今回は、グランピングとはどのようなものなのか? 発祥や歴史についてご紹介していきます。
“グランピング”とは一体どんなもの?
グランピングとは、魅惑的なという意味を持つ“グラマラス”と、野営をするという意味の“キャンピング”の2つの言葉を合わせて作られた造語です。
「贅沢にキャンプを楽しむ」という考えのもと、手軽に新しいスタイルのキャンプを楽しむことができます。
そんなグランピングの最大の特徴は、オシャレな空間で快適にキャンプが楽しめるというところ。
キャンプというと野性的なイメージもありますが、グランピングでは快適に自然を満喫することができるのです。
最近では、テレビや雑誌でもよく取り上げられているグランピングですが、はじまりに目を向けていくと、意外にも歴史があることがわかります。
次に、グランピングの歴史についてご紹介いたします。
グランピングの歴史は“ルイ・ヴィトン”と関係が?
グランピングの原点は、19世紀にさかのぼります。
18世紀後半から19世紀前半にかけて、イギリスを中心に起きた産業革命を機に「余暇」が取り入れられました。工業化により収入が増加していた人々は、この余暇をどう楽しもうか考え始めます。今まで郊外に出るほどの金銭的余裕がなかった庶民たちも、工業化により郊外への旅行が可能になったのです。
この動きにのるように、フランスの職人ルイ・ヴィトンがラグジュアリーブランドをオープン。
馬車の積み込み用にトランクを販売したところ、使いやすさが注目されセレブが買い求めたのです。
トランクは、平らな蓋が特徴でさまざまな荷物を詰めることがき、人々の暮らしを大きく広げました。
このトランクの誕生こそが、グランピングのきっかけになったと言われているのです。
グランピングの楽しみ方とは?
グランピングには、アウトドア気分を味わえる「テント型」と、贅沢なキャンプを楽しめる「コンドミニアム型」の2種類があります。
この2つにはどのような違いがあるのか詳しく見ていきましょう。
自然に包まれながらアウトドアを楽しむ「テント型」
「キャンプをするのなら自然を間近に感じたい」という方は、テント型がおすすめです。
テントといっても、「地面に転がる石が当たって寝心地が悪い」「斜面にテントを張ってしまったため建てつけが悪い」ということはありません。
グランピングのテントには、ふかふかのベッドやゆったりとくつろげるリビングが備わっています。
オシャレなテントの中でゆったりとした時間を過ごせるため、別荘にいるような非日常感を味わうことができます。
まるでホテルにいるかのような優雅さを味わえる「コテージ・キャビン型」
コンドミニアム型は、その名の通り室内の中でグランピングを楽しみます。
建物内には冷蔵庫などの設備が整っており、ホテルのような快適な空間で過ごせるのが特徴。
また、コンドミニアムにはアウトドアリビングがついているので、部屋にいながら自然を感じることができます。
ホテルのシェフが手掛ける料理や、薪ストーブを使ったアウトドア料理を楽しめます。
グラマラスBBQをコンセプトにした“島野菜バーベキュー 炎空HONOSORA”では、南の島ならではの温かい雰囲気の中で地元の食材を贅沢に使ったBBQを堪能することができます。
週末旅行やリフレッシュ旅行で石垣島に訪れ、大人ならではのグラマラスなBBQを楽しんでみてはいかがでしょうか。

