コラム

【日本初認定】石垣島の「星空保護区」に行ってみよう!

【日本初認定】石垣島の「星空保護区」に行ってみよう!

美しい海や元気に咲き誇る草花、おいしいグルメなど魅力がたっぷりの石垣島。
日本国内のリゾート地として大人気のこのスポットに、さらなる魅力が追加されました。
なんと石垣島の一部が、日本初の「星空保護区」に追加されたのです。
石垣島といえば、84の星座が見られることで有名ですが、その美しさが世界的に認められたということになります。
星空保護区とは一体どのような規定があるのか、また石垣島の星空はどのくらい美しいのかなど、観光に役立つ情報をお伝えします。

国際ダークスカイ協会(IDA)が行っている「星空保護区認定制度」とは?

国際ダークスカイ協会(IDA)について

2018年3月30日、沖縄県の石垣島一部・竹富島・小浜島・西表島・黒島・波照間島・鳩間島・新城島を含む西表石垣国立指定公園が、国際ダークスカイ協会(以下IDA)によって日本初の星空保護区に認定されました。
星空保護区は5つのカテゴリーによって分けられていて、西表石垣国立指定公園はダークスカイ・パークに認定されました。
星空保護区とは、IDAが行っている星空保護区認定制度(ダークスカイプレイス・プログラム)によって認定されるもの。
IDAは天文学者や環境学者、法律家、照明技術者などが集まって1988年に設立されたNPO団体で、光害に対してさまざまな活動を行っています。

沖縄の西表石垣国立指定公園が星空保護区に!

IDAは2001年より、美しい夜空を保護するための星空保護区認定制度を開始。
世界中の美しい夜空を持つ地域で夜空の暗さを専門家が正確に調査し、基準に達した地域に対して星空保護区を認定しています。
認定を受けるためには、屋外照明についての規定や光害の有無など、厳しい審査を受けなければなりません。
その厳しい審査を通過し、西表石垣国立指定公園は日本で初めて星空保護区に認定されたのです。

現在、世界には約100か所の星空保護区があり、その中でアジアには2つの保護区があります。
つまり、沖縄県の西表石垣国立指定公園は日本初の星空保護区であるうえ、アジアで2番目に保護区認定を受けた場所なのです。
認定を受けた以上、光害を防いで自然な夜空の暗さと星空の美しさを守り抜かなければなりません。

西表石垣国立指定公園に指定された石垣島の星空を見に行こう!

春の石垣島観光で訪れたいおすすめスポット3選

本島などにくらべると光害が少ない石垣島は、満点の星空が魅力です。
84星座のほかに、南十字星や流れ星も見ることができます。
もちろん訪れる季節によって見える星座は異なるため、季節をずらして再度訪れてその時期ならではの星空を楽しむという観光もおすすめです。
夏は満点の天の川、冬は有名な冬の大三角形の1つオリオン座が楽しめます。
もともと星空が美しいことで有名な石垣島には星空ツアーもたくさんあるため、初めての方は申し込んでみるといいでしょう。
石垣島の星に詳しいガイドさんが楽しく案内をしてくれますよ。

また、ツアーではなく個人でゆっくりのんびりと星空を堪能するのもおすすめです。
グランピングリゾート ヨーカブシが位置する石垣市伊原間は、星空保護区認定された西表石垣国立指定公園の中にあります。
グラマラスなBBQを楽しみながら、贅沢なくつろぎ空間の中で美しい星空を見つめれば日頃の疲れやストレスなども飛んでいくこと間違いなし。
最高に優雅なひと時が堪能できます。世界的に認められた石垣島の星空をぜひご覧ください。

 

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